FXで重要なのはロスカット設定

FXで重要なのはロスカット設定

FXのロスカット設定は今持っているポジションに対して、逆指値注文(ストップロス注文)を発注することで機能させることができます。ではそのロスカット注文に関して解説していいきましょう。

 

新しく投資を始めるとき、ほとんどの人は「収益が上がったら、あれを買おう」などと期待に胸を膨らませていることでしょう。投資は収益を上げるために行うものですから、そのような期待をするのは当然です。しかし、ポジションを持つということは、収益のチャンスとともに損をするリスクも抱えるということです。まずそのことをしっかり認識することが大切です。

 

FX取引の場合、為替レートは上がるか下がるかどちらかです。つまり本来の確率は50%ということ。相場の予想が全て当たって、勝率100%などということは不可能です。勝率が100%ならば確実に収益が上がっている、ということは誰にでもわかります。では勝率50%だったら、プラスマイナスゼロでしょうか?

 

仮に10回取引を行って9回勝ったとしても、負けたI回でそれまでの収益を全て吹き飛ばしてしまったとしたら、トータルではマイナスです。

 

逆に、たとえ10回中5回、50%の勝率であっても、勝った5回の金額が負けた5回の金額よりも大きければ、トータルではプラスになるのです。予期せぬ出来事や市場の心理などによって見通しがはずれてしまうことは必ずあるもの。トータルで収益を上げていくための方法を考えることが大切です。損失が怖いFX初心者の方はまずFX1000通貨から取引を始めることをおすすめします。

 

ロスカットのポイントはあらかじめ必ず決めておく

実際に投資を始めてみると損をする(元本が割れる)という現実をなかなか受け入れられず「確定しない限り、損はしていない」という人もいます。しかし、評価損が出ているということは自分の予測がはずれたということです。長く持っていればいつかは反転すると思うかもしれませんが、それが明日なのか10年後なのかは誰にもわかりません。そうした状況でポジションを持ち続けることは、資金効率も悪く精神的にもあまりいいことではありません。

 

またFX取引はレバレッジをかけて取引を行うことが多いので、損失額が入金額を超えてしまう可能性もあります。1回1回の勝敗に固執し過ぎず、トータルで収益を上げるという発想を持つこと。そのためには取引を始める前に利食いとロスカットのポイントを決めておくことです。ロスカットのポイントを決めることで致命的な損失を避けて、最終的に収益を残す可能性を高めます。

 

ここで収益を上げるために必要なのは、利食いのポイントはロスカットのポイントよりも遠くに置くということです。具体的には50銭でロスカットするならば、利食いは1円というように、収益の幅のほうが広くなるように設定するのです。実際の取引ではどちらかというと利食いの幅の方が小さくなる傾向があるようです。これは人間の心理として「利益は早く確定させたい」「損は確定させたくない」という気持ちが働くからなのでしょう。しかしそれでは勝率50%でも収益を上げる、ということは難しくなります。

 

自分の予想がはずれたら、そのポジションには固執せず早めにロスカット。当たったときには少し我慢して大きくもうける。こうしたルールを徹底させるためにも、取引を始める前にあらかじめ利食いとロスカットのポイントを決め、できれば注文も出しておくとよいでしょう。